ご覧いただきありがとうございます。これはペルーリマ市内にある生地をたくさん扱う専門店で購入しました。マンタなどの既製品が多い中、ふと見ると何枚かの刺繍布が私の目に留まりました。早速店員さんに来てもらい、何枚かの布を広げてもらいました。「こんな沢山の物で溢れている中からよく見つけ出したものだわ」と我ながら感心しました。そのお店は観光客用のお店ではなく、地元の人たちがマンタやその他の布を買っているお店です。これは私が購入し今回お出しした2枚のうちの一枚です。大きさ 幅約67cm×長さ約147cmこれだけの大きさを完成させるのにどれだけの日数がかかったのでしょうか。大作です。★実は購入する時、もう一枚(黒)となんか違うことに気がつきました。なんと、端同士を繋げてスカートにしていたのです。日本に帰国してもはけないと思い、店員さんに「離してください」とお願いしたのですが、「自分でしなさい。」と即答で断られました。仕方なく家に帰って日本から持ってきた糸切りハサミで少しずつチョッキンチョッキンして、やっと一枚の布になりました。そんなことから一部糸が切れたようになっているところもあります(最後のお写真)こうしてみなさまにご紹介させていただくのだったら、スカートの方がおもしろかったかもと思っています。もしスカートをご希望されるのでしたら、端同士をお縫になれば簡単に元のスカートに戻ります。ペルーのシピボ族の刺繍です。シピボ族は、ペルーアマゾン熱帯雨林のウカヤリ川中流域にすむ先住民で、シピボ族の女性は土器や生地に幾何学模様を描きこむ泥染と刺繍の伝統を持ち、家ごとに固有のデザインを継承しているそうです。シピボ族特有のこの幾何学模様は「クヌー」と呼ばれ2008年にペルーの無形文化遺産に登録されたそうです。タペストリーはもちろんのこと、これだけの大きさがあれば用途はいろいろです。最後から2枚目の写真は裏面です。どうぞご検討よろしくお願いします。自宅リフォームに伴った断捨離のため、ヨーロッパや南米在住時代、周りの国々で購入した私のお気に入りの品々をお出しすることにしました。気に入ってくださる方がいらっしゃったら、とてもうれしいです。どうぞよろしくお願いします。#ペルー#シピボ族#タペストリーΩ宅急便コンパクト